昨今の米の価格高騰により、手軽に国産米を楽しむことが難しくなっています。
そんな中、イオン系列が「海外輸入米」をかつての国産米の価格で提供しているというニュースに目を留め、
これまで体験したことがなかったアメリカ産のお米に挑戦してみることにしました。
今回はその感想をご紹介します。
試してみた経緯
米の値上がりで、気軽に国産米に手を出しにくくなった現状。
備蓄米の放出があったことで少しは値段が下がりましたが、新米となるとまだまだ高価で手が出ません。
そんな中、たまたま立ち寄ったイオン系列のスーパーでアメリカ産のお米が置いてあったので気になって購入してみました。
お米の外見

まずはコメの見た目から。
正直なところ、素人には国産米との大きな違いは分かりませんでした。
ただ、なんとなく感じられた点としては、
全体的にシャープな印象があり、丸みを帯びた国産米とは異なる引き締まった形状といったところでしょうか。
調理時のポイント:水の量
お腹が空いていたため、早炊きモードで調理。
通常の水量だとどうしても硬めに炊き上がってしまいそうな予感があったため、
基準の水量よりも1~2mm多めに水を加えました。
炊飯後の見た目

炊き上がったお米は、外見からは国産米との違いは特に感じられません。

粒の輝きや形状にわずかな違いはあるものの、見た目からは違いに気付くのは難しいという印象です。
香りの印象
香りに関しては、こちらの方がなんとなく清涼感のある香りがあるかなという印象。
…といっても、ハッカのような強い清涼感はありませんよ笑
微妙に匂いが違うかな、という感じです。
味の感想
味は国産米と明確に違うことが分かりました。
国産米は噛むと甘みが強くなっていく。対してアメリカ産の米は甘さ控えめで淡白な印象でした。
この淡白さは最後まで続いていました。
といっても、味がなくて美味しくないというものではなく、
それぞれに相性があるなという印象です。
国産米はその強い甘みを生かして、控えめな味付けの料理に合うし、
反対にアメリカ産はしっかり味の付いた料理に合うと思いました。
食感の評価
水を多めに使用した結果、硬さと柔らかさのバランスが絶妙な仕上がりとなりました。
そう考えるとアメリカ産のお米は国産米よりも水分が少なく、食感は硬めだと言えるでしょう。
自分好みの食感を追求する中で、水加減の微調整がいかに重要かを再認識させられました。
まとめ
一言で言うなら、「全然あり」ですね。
外見はどちらかといえば変化を感じにくいものの、
香りや味、そして食感においては確かな違いがあって、
価格と共に新たな選択肢として十分に魅力を感じました.
リーズナブルな価格でお米を召し上がりたい方やいつもとは違う味わいを体験したいという方は、
このアメリカ産お米を試す価値があるのではないかと思います。
皆さんもぜひ近くのお店で購入して、違いを確かめてみてはいかがでしょうか。
コメント