車から降りてドアを閉めようと手を触れると「バチッ!」
こんな経験をするドライバーは多いのではないでしょうか.
冬は乾燥するから仕方ないとはいえ,痛いのは嫌だし何とかならないものか….
今回は,自他共に認める静電気嫌いである筆者の経験から,
特に降りる際に発生する静電気の衝撃や痛みを最小限に抑える方法を3つご紹介します.
ドアに触れながら降りる
静電気は乗車中の衣類とシートの摩擦によって大きくなります.
放電せずに車から降りると静電気は最大限に反応性が増している訳なので「バチッ!」とくる訳です.
そこで,降りると同時に放電も完了させようというのがこの方法.
降りる時に開けたドアの金属部に手で触れた状態を両足が完全に車から降りるまで維持する事で,
車から降りた時には,溜まった静電気は既に放電されているというメカニズムです.
この方法は,ドアを開ける動作と放電が同時に可能であるという点で無駄がなく非常にオススメです.
手の腹で一気に触れる
手の部位でも一番感覚が鋭いのが指先です.
物に最初に触れる場所ということもあり被害が一番大きく,頻度も多い部位です.
反対に比較的感覚が鈍いのが手の腹の部分.
この特徴を利用して痛みに対する感度を落とそうというのがこの方法です.
ここでのポイントは「一気に」触れるということ.
ゆっくり近づけると放電のピークで唐突に飛ぶし,そこに集中してしまうので痛みを感じやすいのです.
「一気に」そして「手の腹」で触れることで,一瞬で放電させて痛みをほぼ感じないというのが実現する訳です.
触れる前に叩く
こちらは受動的な痛みではなく,能動的な痛みに変えるという方法です.
受動的な痛みとは,望んでいない痛みが「強制的に」発生している状態です.
普通に触れてバチっと来ると,何となく「やられた感」がありますよね笑
これが受動的な痛みです.
では「能動的な痛み」とは何かというと,
「自ら」発生させる痛みのことを指します.
痛みの大きさとタイミングが予測できない受動的な痛みを,
叩く動作で自分でコントロールできる能動的な痛みにすり替えてしまおうというのがこの方法です.
もちろん,手が痛くなるほど叩かなくて大丈夫です笑
ポンって素早く触れる程度で問題ないので,不意な静電気よりも非常に気持ちが楽になると思います.
まとめ
いかがだったでしょうか.
今回は,冬に避けては通れない静電気の対策についてご紹介しました.
ビクビクと車から降りるストレスとはおさらばしましょう.
どれもお金のかからない方法なので,皆さんに合った方法を取り入れてみてください.
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